名入れタオル

Ａ：常連客
Ｂ：ショップスタッフ

Ａ：ところでタオルってさ、いつが捨て時なんだろうな？
Ｂ：タオルの捨て時？？どういうことですか？
Ａ：いやタオルってさ。まあ貰い物でも買った物でもお洒落用でも台所用でもなんでもいいんだけどさ、なんて言うか使い勝手が良すぎてさ、いつ捨てていいのかよくわからないんだよな。
Ｂ：はぁ。
Ａ：例えばさ、お洒落用としてひとつタオルを買うとするだろ？で気に入っているデザインだったりすると無意識的にもそれを頻繁に使うわけだ。で、そうすると繰り返しで洗ったりしなくちゃならなくなって、そのうち少しずつ色褪せていくだろ？
Ｂ：ですね。
Ａ：そんなある日突然、あれ？これって色褪せてないか？と気付くとお洒落用ではなく、家庭用にランクダウンされるだろ？
Ｂ：ありますあります。
Ａ：でもよ、トイレ用とか台所用とかで普通に使う分には、それからさらに何年も使えちゃったりするだろ？しかも元々はそのデザインが気に入って買ったものだとしたら、色褪せまくっていたりしても、なかなか捨てられないんだよな。
Ｂ：なるほど。確かに気持ちはわかります。なまじ、デザインが気に入っていただけに、小さく切って使い捨ての雑巾代わりにしようとも、なかなか思えませんしね。
Ａ：そういうことだ！だからさ、うちにも結構タオルが溜まってきちゃってるんだよな。色褪せた物なんか、人にあげるわけにもいかないしな。
Ｂ：でも流石にほつれとかが出てきたら、諦めもつきません？
Ａ：まあ確かにな。でも最近のタオルはそんなにほつれも出にくくないか？
Ｂ：そうなんですよね。特に日本製のものなんかはしっかりした作りですからね（苦笑）